こんなものかな
低糖質オーツブランミックスによるナッツ入りココアパン。
角食ふたを使ってみた。
クルミはやっぱりほとんど中に入らず。
形とキメはOK
角食ふたをしても、上面にはあまり焼き色が付かなかった。
ココアで色がわかりにくいが、感触が柔らかく、側面の焼け具合とは異なる。
【註:『一応完成』で最終の手順を記載しています。この時点では思い違いや取扱説明書を読み込めていない部分が多々あります(2017.12.01)】
当初計画した手順
- 早焼きモード
- 取扱説明書通りにナッツを投入し、このときに角食ふたを装着、そのままホームベーカリーまかせで焼き上げる
実際の手順
- 早焼きモードで作り始める
- 早焼きモードでの角食ふた装着は不可と判明。ただ、ロックはできないがパンケースの上にふたを置くことはできたので、その状態でナッツの飛び出しを防ぐ
- こね終了時、ナッツがなじんでいなかったので取消キーを押し、停止
- ナッツを混ぜ込むために単独「生地こね」で3分まわしてみる
- 中に入っていたナッツも生地からはじき出される結果に。停止し、手で静かに混ぜ込む。生地とナッツ、ある程度なじむ
- 単独「発酵2」で70分発酵
- 角食ふたを装着・ロックし、単独「焼き」で30分焼成
↑↑ こういうふうにしたけれど、KBY-Aはこういう使い方をしちゃダメ。
ダメな点、3点
- 角食ふたをパンケースの上に置く、ということ。たぶんダメ。取扱説明書に、そういう使い方をしていいとは書いていない
- 単独「焼き」で角食ふたをしちゃダメ。これは取扱説明書に明記されている
- 発酵具合を見極めてふたをすること。これもたぶんダメ。角食パンモードではふたをしてから発酵させる手順 なので、自己責任で
今回わかったこと、3点
- ナッツは5mm以下に刻むこと(取扱説明書19ページ上部中央)
- ホームベーカリーで混ぜても低糖質パン生地にナッツはなじまない
- 角食ふたは角食パンモードのみで使うことを推奨
角食ふたは角食パンモードで使う
取扱説明書47ページ下部右、「単独の工程設定を使う」→「焼き」→「ご注意」に「天面がうまく焼けないため、角食パン用ふたは使用しない」とある。 「天面がうまく焼けない」とはどういうことか。 考えられるのは次のふたつ。
- 取扱説明書の角食パンモードの通りに作らないと、発酵の過不足でちゃんとした四角い形にならない
- 角食パンモードでは天面に焼き目が十分に付くよう熱が制御されているが、単独「焼き」モードではそういう制御がなされない
1. の可能性が圧倒的に高いと思うが、どうだろう。 角食パンモードのみ、上面にも火が回るということは考えにくいが、どうだろう? 1. であれば発酵の見極めができれば問題ないので、推奨されていなくとも使うことは可能。 2. の場合は上面が十分焼けないことになり、パンの出来を大きく左右する要素となる。 今回、上面にはほとんど焼き色が付かなかった。 ということは、後者である可能性も残っていることになる。 それを確認するため、次回は早焼き角食パンモードで作ってみよう。
早焼き角食パンモードで低糖質ナッツパンを作る際に予想される問題点、3つ
- 2次発酵の時間が短い 今回の結果から2次発酵は70分必要と分かったが、早焼き角食パンモードでは2次発酵の時間はおそらく35分程度と予想される。
対策: 「1次発酵」と「手作業」の時間も2次発酵に使う。こね終了時に速やかにナッツを混ぜ込み、パンケースの羽根を外して生地を戻し、そのまま「焼き」まで持っていく。 - 「1次発酵」と「手作業」で2次発酵を補う場合十分膨らまない可能性あり 「1次発酵」と「手作業」の時間は庫内の温度が低いため、おそらく十分に膨らまない。
対策 その1:水温を上げる
その2: 材料をすべて常温にしてから使う
その3:「1次発酵」と「手作業」の時間だけ、発酵器で発酵させる
最も確実なのは3だが、できるかぎりホームベーカリーのみで完結させたい。 ふだんは水以外すべて冷蔵庫から出したての状態で使っているので、常温にしておくだけでも違ってくると考えられる。まず2案を試す。 - 「焼き」時間が短い 早焼きモードは焼き時間が25分と短い。焼き不足になる可能性がある。
対策 その1:「焼色」を強にする
その2: 焼きあがった後すぐに取り出さず、10分ほど保温してみる
保温で火を通すと、おそらく不味くなるので、まずは1案を試す。