色と歩行の安全
点字ブロックは目立たないといかん!と思うわけです。
例えばこういう階段。
これは点字ブロックではないけれど、色だけでこんなに分かりやすくなるんですよね。段になっている場所が。踊り場の位置も一目瞭然。
視覚障害っていう認定を受けていなくても、年とともにいろいろ見えにくくなってきたなあという人は多いと思います。そういう人たちにとっても、目立つ色の点字ブロックは歩行の安全確保の役に立っているのです。
そんなわけで「目立て! 目立て!」というのです。
点字ブロックを観察しながら街を歩いていると、本当にたくさん敷かれていますね。都内は特にきちんと整備されてます。素晴らしいです。
ときどき惜しいなと思うのは、凝った造りの建物やその周辺の点字ブロックほど隠蔽擬態型の割合が高いというところ。デザインを重視している建物こそ、なんかこう、「おおーっ、こういう色遣いがあったか!」と感嘆するような、素人には考えつかない工夫が見られるといいなと思っております。