AkisaMiyona’s Blog

ネコさんと暮らすDIYer、アキサ ミヨナのブログ

長命寺桜もちを買いに行く・後編

長命寺桜もち、後編です。
6個入りはこんな包装で。

f:id:AkisaMiyona:20190320165859j:plain

こんな箱で。

f:id:AkisaMiyona:20190320165919j:plain

開けるとびっくり。

f:id:AkisaMiyona:20190320170105j:plain

なるほどー。こう入っているか!
ひとつひとつ見てみると。

f:id:AkisaMiyona:20190320170123j:plain

迫力ですねー。小さな葉っぱが1枚ちょろーんと巻かれている巷の桜もちとは全然違います。品格。風格。存在感。1枚ちょろーんタイプは、桜の葉が所在ないように見えることがあります。「私は食べられるんでしょうか、食べられないんでしょうか、結局ただの飾りなんですか?」みたいなボヤキが聞こえるのです。

この桜もちの葉っぱにそんなボヤキは一切ありません。「やわ肌の桜もちをくまなく包む! 乾燥から守る! それがオレの仕事だ!」と威風堂々。思わず並べて眺め、とっておきたいと思うほど立派な葉っぱ。この葉っぱのおかげで独特の香りがつき、小麦皮のしっとり感が保たれています。

今のように様々な包装材がない時代。放っておけばすぐカサカサになる桜もち。湿度を十分に保ちつつ、香りと塩味まで添える塩漬けの葉。よく考え出しましたね。すごいですねぇ。

f:id:AkisaMiyona:20190320171143j:plain

「食べるか食べないかはお好みで」という人もいますけれど、少なくともこの桜もちの場合は葉っぱが多すぎます。せっかくの桜もちの味が分からなくなってしまうので、むいて食べるのが良し、です。

f:id:AkisaMiyona:20190320171203j:plain

材料が超シンプル。ほんとうに小麦粉だけでこんな皮が作れるんですね。どうやって? すごいなぁ。いやー。旨いです。旨い。和菓子って美味しいんだな。甘ったるくないので2個は食べられますよ。余裕で。でも1個にしておくのがベスト。最高に美味しいと感じる分だけにしておいて、余韻を味わいましょう。

今までは粒あんは辛うじて食べられてもこしあんはダメでした。でも今日このお菓子をいただいて、こしあんの美味しさが少し分かったように思います。あくが抜けている。雑味がない。「オレがオレが」と前に出る感がない。ひっそりと淡い雰囲気。清潔感。目立たないけどしっかりしている、自己主張は強くないけど芯は強い……そんな人、いますよね。人として理想的だと思いますが、こしあんはそういう感じ。

という視点から洋菓子を見ると、バターの香りガツン! 卵の美味しさガツン!という前のめりな美味しさ。派手な美味しさ、子供にも分かりやすい美味しさということになるのかもしれません。

お店を出て右へ。少し進んでさらに右へ曲がるとこんな石碑。バックにそびえるスカイツリー。写真に収めてしまうとしょぼいですが、実際にはでかいですよ、向島のスカイツリー。

f:id:AkisaMiyona:20190320171338j:plain

石碑のそばでひっそりと静かに、ポチポチと花をつけているミツマタ。

f:id:AkisaMiyona:20190320171557j:plain

その隣には華やかな色と圧倒的花数のボケの花。好対照。

f:id:AkisaMiyona:20190320171703j:plain

歩いていくとすぐに見番通りに突き当たります。ここでまた右に行くと長命寺!

f:id:AkisaMiyona:20190320171906j:plain

幼稚園があるのですね。

f:id:AkisaMiyona:20190320171921j:plain

桜の季節は相当に混み合うようですので、時期を外してゆっくり店内で召し上がるのも手かと。混んでいるときにわざわざ行かなくても。ねえ。

長命寺桜もちを買いに行く・前編

私は北海道生まれですが、桜もちといえば粒々したもち米にあんこが包まれているものと思っていました。いわゆる道明寺です。

f:id:AkisaMiyona:20190320164246j:plain

北海道は東日本か西日本かといえば西ではないわけで、まあ東日本ということになろうかと思います。「桜もちには関東風と関西風がある」と聞いた時には、関東風がもち粒々タイプ=道明寺と考えて疑いませんでした。

ところが、道明寺は関西風なのですね。関東風というのは水で溶いた小麦粉を低温で焼いたクレープ状の皮であんこを包んだもの。

長命寺桜もちパッケージ

なぜ北海道の桜もちは関東風ではなく関西風なのでしょう。いや全国的に桜もち=道明寺地域が広いということではないか? 関東風はもしかすると東京限定あるいは特定のお店限定ということはないだろうか……などと桜もちに関する謎は深まるばかりです。

関東風桜もちはクレープ状の皮であんこを包んだものと知ってからも、食べようと思ったことはありませんでした。クレープなら卵や砂糖や牛乳が入っているから美味しそうだけど、小麦粉だけ? 美味しそうに思えなかったのです。スーパーで見かけるピンク色の関東風桜もちに「食べたい!」という気持ちを抱いたことがありませんでした。

そもそも和菓子にほとんど興味がなかったということもあります。とにかくあんこが苦手でおまんじゅうは皮だけ食べてあんこを残すようなイヤな子供でした。

しかし先日「300年も関東風の桜もちだけを作り続けている店がある」ことを知り、「それは一刻も早く食べなければ」と買いに行った次第。結果、人生で初めて和菓子にはまってしまいそうな予感がしております。

f:id:AkisaMiyona:20190320165418j:plain

私たちの食生活の中に、300年前に食べていたものがあるでしょうか? 寿司や蕎麦なら300年前にもあったのでは?と思い、調べてみると、我々が食べている寿司に近いものができたのは19世紀に入ってから。蕎麦は「蕎麦切り」という麵状のものはありましたが、つゆはしょうゆと酒と水を煮たもの。現在は甘みのないめんつゆなど考えられませんが、当時のつゆは「しょうゆ味の水」みたいなものだったわけです。

このように、同じ名前の料理でも時代が違えば味も違うのが普通でありますが、お菓子はどうでしょう? 同じ原材料を使って同じ配合で作られている可能性がかなり高いと思うのですが、どうでしょう? 原料の小麦そのもの、小豆そのものの味は多少違ってきてはいるでしょうが、完成したお菓子の味はかなり近いのではないでしょうか。

料理であれば、時代が下るとともに砂糖の量が増えていくのが普通かと思いますが、菓子はどうなのでしょう。砂糖は高価だったでしょうから、やはり甘みは現代のものよりも薄かったのでしょうか。いずれ調べてみたいと思います。

ということで向島にGo!

東武線の曳舟駅で下車、Googleマップを頼りに、そろそろ到着かというあたりでこんなものが。

道は間違っていなかったみたいですね。お店はすぐそこのようです。
こんな案内板もあり

ピンク色の大島桜が咲き

f:id:AkisaMiyona:20190320162506j:plain

寒緋桜が満開。

f:id:AkisaMiyona:20190320164404j:plain

と桜の写真を撮っていたら、桜の後ろにお店があるではないですか。

f:id:AkisaMiyona:20190320164429j:plain

シンプルな看板。「3月は予約していったほうがいい」とか「長蛇の列」とかいうレビューを見ていたので9時に行ってみました。大正解。すぐに買えました。

f:id:AkisaMiyona:20190320164450j:plain

続きは明日。

少しカーブしているところは

↓ こういう、点字ブロックの「ナナメる」敷き方、結構あちこちで見かけますが、ナナメる必要はないと思うのですよね。

f:id:AkisaMiyona:20190226071119j:plain

少しカーブしている歩道の切れ目でも、ナナメらずにこんなふうに敷けばOK!

点字ブロックややカーブ

どこを踏んでも「止まれ」が2列以上。
安定感があってとても良いですね。
見た目も美しい。

どうしてナナメる人が多いのかいろいろ考えているのですが、「工事費用を安くあげるため」でしょうかね。安定感のある敷き方よりも、ナナメって敷いた方が点字ブロックは少なくて済みますからねぇ。

まっすぐでいいよ

歩道の切れ目、特に大きくカーブしてるわけでもないんだけどナナメってる。

斜めにしなくていい例

いやいや、改めて写真を見ると歩道の切れ目は全然カーブしてない!
斜めに置かなくていいよ。

路地を渡った先も

ナナメらなくていい例

ナナメる。
たぶん、ここに敷いた人は「ナナメらないとダメだ!」と思ってたんだろうね。

南北に走るこの道、東側の歩道はこう ↑ なんだけど、西側はこう ↓

お手本点ブロ

すっきり。美しい!
これです、これ。◎

点字ブロックは「くっきりはっきり」と

ビルの入り口。
点字ブロックのようなものがあるのですが、分かります?

目立たない点字ブロック

石のタイルに金属のボチボチ。
これも点字ブロックというのかな。
願わくば、縦方向は「点」ではなくて「線」だといいね。

ご覧の通り、見えにくい。
ほぼ見えない。

点字ブロックを頼りにしているのは、全然見えない人だけじゃないってことはあまり知られていないかもしれないですね。白い杖を持って歩いている人みんなが全く見えないのではない。ある程度、視力を使っている人は多いんです。

そういう人々の見え方は各々様々で、ぼんやり見える、一部見えない、一部見える、明るさは分かる、派手な色は分かる、天気によってはぼんやり見えるなどなど。

点字ブロックは目立たないと意味がない(と言っては言い過ぎ?)。
でもそうなんですよ、ホントに。

難しいね点ブロは

私には点字ブロック観察という趣味がありまして。
ほかにそんな趣味を持っている人はいないと断言してよろしいかと。

点字ブロック観察で面白いのは、敷設した人の考えがモロに表れているところ、なのです。
こういうふうにしたほうが安全が確保できるに違いない、こう敷いたほうが分かりやすいだろう……。いろんな考えが形となって街に横たわっている。そこがすごく面白い。

ななめ歩道の点ブロ

これはねー、

・ものすごく鋭角に歩道が切れている
・歩道と車道の段差がない

という難しい例ですよ。

歩道が斜めに切れているから敷き方が難しかったんだよね。
まず、ブロックが少なすぎるよね。この3倍くらいブロックがあると分かりやすい敷き方ができるんじゃないかな。

一歩って結構大きいので、踏まないで越えちゃう可能性もあるわけです。踏まずにまたぐことのないよう、端から端までビターッとある程度の太さがほしい。

目を閉じて自分の足で踏んでみるといいと思う。

斜めに切れる歩道

理想としては「進む」と「止まる」がT字であってほしいよね。
歩道の切れ方の角度によってはT字にならないけれども、さすがに平行になっちゃうのは良くないかな。分かりにくいと思う。

シンプルに、「止まる」を2列、歩道のエッジに沿って斜め一直線に並べていいんじゃなかろうか。「進む」が「止まる」に斜めに入っていくことになるけれど、それで全然いいんじゃないかなあ。

旅行のときの基礎化粧品入れはこれ以外になし

旅行時の化粧品入れ

分かっていますよ。分かっています。
おしゃれじゃないことは重々分かっておりますよ。
しかしこれ以上いいものはないんです。

旅行のときのクリーム入れ

化粧落としジェルやクリーム類はこれに入れるべし。
マヨカップですよ。
スーパーのお弁当用品コーナーにある、あれですよ。
たいていのスーパーにありますし、安いです。

旅行のときの化粧水入れ

化粧水はこれに入れるべし。
しょうゆ入れですよ。
スーパーのお弁当用品コーナーにある、あれですよ。
たいていのスーパーにありますし、安いです。

これらの素晴らしさをお見せしますよ。

無印良品化粧ポーチ

無印良品の化粧ポーチに入れてみますよ。

たったこれだけしかスペースを取らないんですから!

使い終わったら捨ててこれる。これも大きなメリットです。
旅行用の小分け容器だったら、洗いますよね?
特に化粧水を入れるほう、綺麗に洗えますか?
隅まで洗おうと思ったら綿棒を使わないといけないです。それが私にはどーもいまいちなんです。しかも高い。1セット700円くらいするじゃありませんか。

マヨカップとしょうゆ入れなら

・省スペース
・軽い
・漏れない
・捨てて来れる
・安い

私にとってはいいこと尽くめで欠点が思い当たらないのです。ほんとにおススメなんですけどもね。でも、これを読んで「やってみよう!」と思う人はいないような気がします(^^ゞ