難しいね点ブロは
私には点字ブロック観察という趣味がありまして。
ほかにそんな趣味を持っている人はいないと断言してよろしいかと。
点字ブロック観察で面白いのは、敷設した人の考えがモロに表れているところ、なのです。
こういうふうにしたほうが安全が確保できるに違いない、こう敷いたほうが分かりやすいだろう……。いろんな考えが形となって街に横たわっている。そこがすごく面白い。
これはねー、
・ものすごく鋭角に歩道が切れている
・歩道と車道の段差がない
という難しい例ですよ。
歩道が斜めに切れているから敷き方が難しかったんだよね。
まず、ブロックが少なすぎるよね。この3倍くらいブロックがあると分かりやすい敷き方ができるんじゃないかな。
一歩って結構大きいので、踏まないで越えちゃう可能性もあるわけです。踏まずにまたぐことのないよう、端から端までビターッとある程度の太さがほしい。
目を閉じて自分の足で踏んでみるといいと思う。
理想としては「進む」と「止まる」がT字であってほしいよね。
歩道の切れ方の角度によってはT字にならないけれども、さすがに平行になっちゃうのは良くないかな。分かりにくいと思う。
シンプルに、「止まる」を2列、歩道のエッジに沿って斜め一直線に並べていいんじゃなかろうか。「進む」が「止まる」に斜めに入っていくことになるけれど、それで全然いいんじゃないかなあ。